鉄を相手に

今回の展覧会、かつて仕事で鉄を扱っていたという来館者の方が結構いらっしゃるようです。
中には過去にどれだけ厚くて大きな鉄を相手に仕事をしていたかという話をされて行かれる方もいます。
その話をされているときのその方の顔がすごく生き生きしているのをみると、そのときの苦労もさることながら、仕事に対する充実感や誇りもすごくあったのかな、と想像できます。
今回の展覧会の作家は皆、便利さや手軽さが求められる世の中にあって、それらとは間逆の仕事を、自らの意思で地道に行っている人達といえるでしょう。彼らが追い求めているものは何なのか?私達が彼らの作品から読み取れるものとは?
彼らの掲げる「New HEAVY」の意味するところは、かつての仕事について生き生きと話してくれたお客さんの笑顔の向こうに、ぼんやりと姿を見せていたようにも思います。
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by nogataartmuseum | 2010-08-20 22:46 | 企画展