宇野恵美子追悼展について

現在3つ行っている展覧会のうちの一つ。「宇野恵美子追悼展‐やっと翔べるネッ!!(ワ・タ・シ)~誕生れる-」の概要をご紹介。
宇野恵美子さん(1952-2011)と当館との関わりは、宇野さんが直方谷尾美術館が私立の美術館だった頃に開催されていた「谷尾美術館大賞展」で受賞したのが始まり。1995年に奨励賞。翌年の1996年には大賞を受賞されました。大賞を受賞した大作《やっと翔べるネッ!!(ワ・タ・シ)》は、直方谷尾美術館のコレクションとして、度々御紹介させて頂いていました。
その宇野さんがおととしの暮れに当館を使っての個展を計画されていましたが、病気のために断念。そして昨年、59歳の若さで逝去されました。
本展では、アイディアスケッチをはじめ、陶人形、そして谷尾美術館大賞受賞作《やっと翔べるネッ!!(ワ・タ・シ)》、さらに、晩年の大作《誕生れる》などを展示しています。宇野さんの作品に、じっくりと向き合っていただけるような展示を目指しました。
宇野さんの《やっと翔べるネッ!!(ワ・タ・シ)》は、これまで幾度も、美術館を訪れる子どもたちとの対話型鑑賞で大活躍してくれています。いつだって、子どもたちのイマジネーションを刺激し続けています。もちろん、大人も。
宇野さんの作品は、生きること、死ぬこと、といった人にとって根源的な問題が大きなテーマとなっています。かといって大上段に構えない。気取らず、優しく包み込むような作品の数々に是非、触れて頂きたいと思います。
会期は5月6日(日)までです。
by nogataartmuseum | 2012-04-06 18:14 | 企画展