夢を叶える方法
2014年 01月 04日本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて本日より、子どもスタッフが頑張って準備した展覧会「子どものための美術館9 未来への道」がはじまりました。
朝10時から、子どもスタッフによるギャラリートーク。夢模型の説明や、取材した夢の紹介、七つ道具を使った鑑賞の実践など、約30分のトークを行いました。初日の今日はちょっと緊張気味でしたが、みんなよく頑張りました!次回は1月26日13時30分からです。

そのあと、グループJAMAによるワークショップ。
今回の展覧会のテーマは「夢」。JAMAの皆さんも「夢」をテーマにワークショップを考えて来て下さいました。
今日は彫刻家の世良伸幸さんの指導で、楠をノミで彫っていく大変な作業。
定員4名。朝から夕方までたっぷり時間をかけて彫りました。

彫ったあとはつるつるになるまでヤスリがけ。
手にはみんなマメができて絆創膏。筋肉痛にもなって、辛い時間もあったけど…
終了時間が来てもなかなかやめない子どもたち。
最後は、完成した作品を前に充実した笑顔を見せてくれました。
ちょっと感動。
世良さんはおしまいに「夢」についてお話してくれました。
彫刻は作りたい形に向かって一生懸命に作業をします。とても地味で、我慢がいる作業ですが、地道に続けることが完成させる近道。夢を叶えることもそれに似ていると思います。と。
今回の作品は世良さんのあこがれの彫刻家、豊福知徳氏の作品を思い描きながら、自らの夢への決意を形にしたといいます。

子どもたちが作った作品は茶室に世良さんの作品とコラボする形で展示しました!とってもすてきな展示です。楠の香とともにお楽しみください!

明日は鶴田正和さんと藤江効平さんによるワークショップです。
どんな作品になるかとっても楽しみです。