葛根廟事件遭難図

終戦の前日、1945年8月14日に旧満州の葛根廟で避難途中の日本人がソ連軍の戦車部隊に殺害される事件がありました。直方の画家、赤星月人さん(故人)は、この時の様子を生存者の証言などをもとに絵に描きました。100号の大作は、毎年慰霊祭が行われている目黒区の五百羅漢寺におさめられています。その下図として描かれた作品(30号)を、現在直方谷尾美術館の常設展示室で展示しています。
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この作品を描いた後、赤星さんは、庭に咲いたロシアひまわりに集まる様々な虫たちを目にし、虫を平和の象徴ろして描くようになったといいます。葛根廟事件に関する作品は、「虫かごシリーズ」として赤星さんのライフワークとなった作品群の出発点ともいえます。

「葛根廟事件」から70年 生存者や遺族が交流(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150814/k10010189211000.html
葛根廟事件:慰霊法要営まれる 関係者60人が参列(毎日新聞)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150814/k10010189211000.html
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by nogataartmuseum | 2015-08-15 16:45 | NEWS