カテゴリ:スタッフのひとりごと( 34 )

猫を飼い始めました

美術館で猫を飼い始めました。 
といっても、ノミをつけたり毛を振りまく猫ではありません。

8月末台風15号が壊していった壁面に、猫が描かれました。
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この猫さんのモデルは、美術館周りを縄張りにする白黒猫です。
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朝、美術館の前を散歩していることがあり、まるで遅刻する職員のようなので、職員が勝手に『副館長』と呼んでます。
運が良ければ、副館長に会えるかも?! しれません。

でも、美術館にいるこちらの猫さんは、美術館内にいつでもいます。
会いに来てくださいね。
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by nogataartmuseum | 2015-10-09 17:12 | スタッフのひとりごと

赤崎水曜日郵便局

今日は水曜日。

気のおけない人たちとの楽しい時間を過ごした今日の出来事を、手紙に書いてみようと思います。

あて先は“赤崎水曜日郵便局”。

ここに水曜日の出来事を書いて手紙を送ると、面識のない誰かの水曜日の出来事が書かれた手紙が送られてきます。
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熊本県の津奈木町にある旧赤崎小学校を使った不思議なプロジェクト。

ご存知ない方は、赤碕水曜日郵便局のサイトで、ぜひこの旧赤崎小学校の姿をご覧下さい。

本プロジェクトのプロデューサーを務める、つなぎ美術館の楠本さんと雑誌の座談会でご一緒した際、この小学校の写真を見せていただき思わず二度見してしまいました。

海の上にある学校。

ここではどんな小学校生活が送られていたのでしょうか。

「昼休みになると目の前に広がる海で泳いだり、廊下の窓から魚釣りをして楽しみました」(HPより)って、うらやましい!

かつて子ども達の元気な声が響いていた学び舎が、水曜日の郵便局という風変わりな場所となり沢山の人と人をつなぐ素敵なプロジェクトに注目です。

赤碕水曜日郵便局のサイトはこちら。局長メッセージやプロジェクトの概要を知ることができます。便せんのダウンロードもできます。
http://akasaki-wed-post.jp/

ただしここのサイトは水曜日しか全貌を見ることができません。水曜日にチェックしてみてくださいネ。
(中込)

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写真は今日うかがったギャラリーYANYAにて。写真を展示している重松希さんにつくっていただいたカキ氷。重松さんは当館でも展示をしていただいたことのある作家。鉄を使った作品が中心ですが、今回まさかの写真展。今月27日まで。
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by nogataartmuseum | 2013-07-17 22:28 | スタッフのひとりごと

美術館には各地の美術館のポスターやチラシ、情報誌が届くわけですが、福岡市美術館の季刊ニュース「ESPLANADE」の最新号がナナメウエをいくつくりでおもわず目をひきます。
手にとると、その形状や紙質、謎の「のりしろ」など、ただものではない雰囲気。よくみると「エスプラナード172号は袋になりますよ!」と書いてあります。

やっぱり、つくるでしょ。

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袋にしても記事は全て読むことができます。スバラシイ。
記事の中で、気になったのは福岡市美の古美術企画展示室で10月から行われる「美術館でZoo」。「美術館に動物園をつくっちゃおうという企画」です。8月には福岡市動物園で学芸員と飼育員によるワークショップが開催されるそうです。面白そうですね!
福岡市美術館ホームページ
http://www.fukuoka-art-museum.jp/jc/html/jc03/fs_jc03_kobijyutsu_x13april1001.html


さて、当館で開催中の「動物園がやってきた!!ようこそ!のおがたサファリランド」。今日もたくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます。
当館の物販コーナーでは出品作家さんのグッズを購入することができます。ポストカードや缶バッジなどかわいらしい商品がそろっていますよ。
直方谷尾美術館フェイスブックページ
https://www.facebook.com/nogata.tanio.am

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by nogataartmuseum | 2013-07-12 17:18 | スタッフのひとりごと

一瞬だからこそ

今やっている写真展をご覧になったお客様からお手紙をいただきました。1952年、直方駅前に位置する圓徳寺の移転工事が行われた時に撮られた写真。そこには境内で遊んでいた子供達が皆で写っています。
お手紙を下さったのは、その写真に写っているという男性Kさん。弟さんもその写真に写っていて、写真のことは弟さんから聞いたそうです。
お手紙には60年前の思い出が綴られていました。
写真はまだまだ気軽に撮れるような時代ではなく、Kさんにとっても貴重な一葉。
60年前の自分と出会い、思い起こされるこれまでの歩み。
写真に写っているのは、ほんの一瞬だけれど、その前後にある長い長い時間を、被写体となった人や風景は記憶していて、たった一葉の写真が引き金となってその記憶を紐解いて行く…アルバム写真の醍醐味こんなところにあるのだろうと、手紙を読んでいて感じました。
同時に、被写体ではない他人が見ても色んな発見があるし、自分の思い出と重なることがあります。人の過去の記憶は膨大で、とっくに忘れ去られていたような思い出が、ふとしたきっかけで蘇ることがあります。写真はそのきっかけとして優れたメディア。
写っているのがほんの一瞬だからこそ、その周りの時間を補おうと、鑑賞者の記憶の触手が自然と伸びるのかもしれません。
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by nogataartmuseum | 2012-07-20 00:23 | スタッフのひとりごと

学びのチャンス

森田秀樹展のためにお借りしていた作品を返却しました。作品の取り外しから、梱包、運搬、収納まで美術専門の運送屋さんにお願いしているのですが、その作業を見ているととても勉強になります。

美術品を安全にかつ能率的に移動させる技術が、スタッフの皆さんのひとつひとつの動きに見て取れます。それぞれに「万が一」が想定されていて、大事に至らないよう工夫されています。

こうした技術は、きっと過去の色々な失敗をもとに磨き上げられてきたのだと思います。

同じ失敗を繰り返さないために過去に学ぶ。これってとても大事なことですよね。私生活ではつい同じ失敗をやらかしちゃいますけど。
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by nogataartmuseum | 2012-06-26 22:25 | スタッフのひとりごと

うそをついた絵

本棚から『絵筆とリラと』(松尾孝司 西日本新聞社 1998)を手にとって読み返してみました。西日本新聞社の松尾孝司氏による織田廣喜氏の聞き書き。

様々な仕事、様々な人々との出会い。戦前から戦後にかけて、貧しい中を、たくましく生き抜く、若き日の織田氏のエピソードを聞いていると(読んでいると)、その出来事の中心に、いつも織田氏の絵への強い情熱があることが感じられました。リラ夫人との二人三脚の歩みからは、愛し合っている二人の関係が、静かに伝わってきます。

「どんな絵がいいか、と言われると、うそをついた絵のほうがいいですね。いい意味のうそ。誇張、デフォルメですね。」そう織田氏は語ります。また、女性の顔を描く話題の際に「自然の中に顔がある。それを写生することです。モチーフがなくて描けない、とは言えません。モデルを見て描くより板切れを見て描いたほうがいい絵になるかも知れません。」ともおっしゃっています。
見たままを描くのであれば、技術を磨く努力をすればある程度描けるかもしれません。でも、そこにどれだけの「うそ」が描けるか…。それはその人の経験、どれだけのものをどんな風に見てきたか、が表れるということ。それは本当は「うそ」ではなくその人にとっての真実。

あとがきの松尾氏の言葉が心に響きました。
「織田さんの絵に向き合うと、そこにひたすら生きる人間と向き合うことができる。それが絵の魅力である。」
近いうち、また織田廣喜美術館に絵を見に行こうと思います。



訃報
http://www.city.kama.lg.jp/odahiroki/?info=%E8%A8%83%E5%A0%B1
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by nogataartmuseum | 2012-06-06 12:32 | スタッフのひとりごと

宮田慕情

昨日、森田秀樹展をご覧になったお客様が、「懐かしい風景が描かれていた」とおっしゃるのでお聞きすると、以前、大之浦炭鉱の炭住に住まれていたとのこと。その方は福智山賛歌という地元では有名な曲を作曲された夏秋充さん。画面の手前に炭住があり、その向こうに竪坑が見えるスケッチがあるのですが、それは夏秋さんにとってとっても懐かしい風景だそうです。
夏秋さんのお父様とお爺様が炭鉱で働かれていて、閉山後もずっと炭住にお住まいになられていたそうです。そのお父様がかつての炭鉱に思いを馳せてつくられた詞を見つけた夏秋さんは、それに曲をつけて「宮田慕情」という歌にされました。
その歌詞は、切ないもの。

宮田慕情
作詞 夏秋進  作曲 夏秋充

鉱山(やま)はないとは 知りながら
慕情切なく 来たものを
せめて聞かせて 空耳に
泣けてきそうな なつかしい
ああ、宮田なる 鉱山(やま)の音

キャップランプも 煙突も
うらぶれ果てた ボタ山も
しのぶ面影 消えし灯よ
親子二代の 故郷の
ああ、宮田なる 鉱山灯り(やまあかり)

昔くぐった 縄のれん
あの娘の香り いまはなし
せめて歌おう 炭坑節
涙溢れて 頬灼くも
ああ、宮田なる 鉱山(やま)の唄


この歌、後でCDで聞かせていただきました。
森田さんの描いたスケッチの風景のほとんどは、今は無く、
かつての様子を知らない者にとっては、その当時の空気はなかなか想像し難いのですが、不思議なもので、この歌を聴いて、なんとなく、閉山後の当時の空気に触れられたような気がしました。
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by nogataartmuseum | 2012-04-28 18:48 | スタッフのひとりごと

手作り雛段

3月7日から「ゆたーっと直方 節句まつり」がはじまります。美術館にもお雛さまを飾るのですが、雛段がないため手作りです。使用済みの解説パネルでつくってみました。次の展覧会の準備が切羽詰まって余裕がない中、最小限の労力で作れるものをと、あたりを見回したところ加工しやすい良い素材が転がっていました。
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by nogataartmuseum | 2012-03-02 13:31 | スタッフのひとりごと

インフルエンザにご注意

今日は休館日で職員はお休み。
子どもがインフルエンザと診断され自宅でおとなしく…なんてしていない小学校3年生男子。症状は軽いようで、何かしていないとおさまらない感じ。そこで、息子と一緒に次回の簡単工作教室「ペーパーミニカー」の試作品づくり。基本素材は厚紙。それに色ペンや折り紙等でボディを装飾。私はストローに楊枝を通してくるくると回るタイヤをつけました。さらに床にクリップを埋めて、磁石の力でも動くようにしてみました。息子は棒磁石を埋め込んで、磁石の反発を利用して進むようにしたようです。ボディの作り方は息子のやり方のほうが簡単で自由度が高いので、そちらを採用しようかと検討中。
一緒に遊んでおいてなんですが、息子のインフルエンザがうつらないか心配。今朝、美術館の職員からメールがあってインフルエンザにかかったのでしばらく休みますとの連絡が。うがい、手洗い、マスク等でしっかり予防してインフルエンザから身を守らないといけませんね。
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by nogataartmuseum | 2012-02-20 17:47 | スタッフのひとりごと

キラキラアート展

鬼は外。福は内。今日は節分ですね。
今週の火曜日まで美術館の近くの「ギャラリーのぐち」で直方養護学校の生徒作品展「第4回キラキラアート展」が行われていました。所狭しと展示された沢山の作品。「これでも学校に置いてきた作品が結構あるんです」と会場にいたN先生がおっしゃっていました。昨年は直方谷尾美術館を会場に展示をしていただきましたが、そのときも当館の大きな展示室いっぱいに作品があふれていたので納得。
コラグラフや蝋けつ染、陶芸などいろんな手法でつくられた作品の数々。指導された先生方の熱意を感じるとともに、生徒さんの夢中になって制作している様子が目に浮かび、わくわくしながら見ることが出来ました。

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読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20120129-OYT8T00749.htm
毎日新聞
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120128ddlk40040349000c.html
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by nogataartmuseum | 2012-02-03 10:25 | スタッフのひとりごと