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宮田慕情

昨日、森田秀樹展をご覧になったお客様が、「懐かしい風景が描かれていた」とおっしゃるのでお聞きすると、以前、大之浦炭鉱の炭住に住まれていたとのこと。その方は福智山賛歌という地元では有名な曲を作曲された夏秋充さん。画面の手前に炭住があり、その向こうに竪坑が見えるスケッチがあるのですが、それは夏秋さんにとってとっても懐かしい風景だそうです。
夏秋さんのお父様とお爺様が炭鉱で働かれていて、閉山後もずっと炭住にお住まいになられていたそうです。そのお父様がかつての炭鉱に思いを馳せてつくられた詞を見つけた夏秋さんは、それに曲をつけて「宮田慕情」という歌にされました。
その歌詞は、切ないもの。

宮田慕情
作詞 夏秋進  作曲 夏秋充

鉱山(やま)はないとは 知りながら
慕情切なく 来たものを
せめて聞かせて 空耳に
泣けてきそうな なつかしい
ああ、宮田なる 鉱山(やま)の音

キャップランプも 煙突も
うらぶれ果てた ボタ山も
しのぶ面影 消えし灯よ
親子二代の 故郷の
ああ、宮田なる 鉱山灯り(やまあかり)

昔くぐった 縄のれん
あの娘の香り いまはなし
せめて歌おう 炭坑節
涙溢れて 頬灼くも
ああ、宮田なる 鉱山(やま)の唄


この歌、後でCDで聞かせていただきました。
森田さんの描いたスケッチの風景のほとんどは、今は無く、
かつての様子を知らない者にとっては、その当時の空気はなかなか想像し難いのですが、不思議なもので、この歌を聴いて、なんとなく、閉山後の当時の空気に触れられたような気がしました。
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by nogataartmuseum | 2012-04-28 18:48 | スタッフのひとりごと

ゴールデンウィークのお出かけは、直方谷尾美術館がおすすめ!
「宇野恵美子追悼展」(詳細はここをクリック)は、5月6日(日)までです!
代表作《やっと翔べるネッ!!(ワ・タ・シ)》(1996年制作)の他、ドンゴロスによる作品、陶人形、最晩年に描いた《誕生れる》(2010年制作)など、約20点の作品に加え、制作に関わるスケッチの一部をご覧いただき、宇野恵美子さんの思いに少しでも触れて頂ければと思います。「命」ってなんだろう。「自由」ってなんだろう。人にとって根源的なテーマを、軽やかに描きだした作品の数々をお見逃しなく!美術館そばの画廊カンヴァスで宇野恵美子展を同会期で同時開催中。
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当館で同時開催中の「森田秀樹展-記憶の風景・暮らしの足跡-」(詳細はここをクリック)も自信を持っておすすめします!大作が一堂に会したこの機会に、ぜひご覧いただきたい!水彩画、日本画合わせて62点を展示中。部数限定の図録(オールカラー72ページ)も好評発売中です。こちらの展示は6月24日まで。
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さらに!当館(古い病院を改装した美術館なんです)にある旧電話ボックスで開催している、帽子デザイナー田畑恵美子さんの展示もご覧下さい。画家と帽子という副題がつけられた展示。地元で愛され続けている画家の一人、故赤星月人氏へのオマージュとして制作されたカブトムシのコサージュ。ご覧頂く際は、必ず電話ボックス内に一歩踏み込んで、田畑さんが故赤星月人氏に宛てた手紙と、赤星氏のスケッチを見て下さいね。また、福田紀代さんの作品と合わせた帽子も展示中。こちらの展示は6月3日まで。
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さらに、さらに!本館から歩いて3分ぐらいの別館、アートスペース谷尾の電話ボックスで開催中の上久保泰志さんのかっこいい展示も見て下さいね。こちらはゴールデンウィークで見納めです。5月6日まで。
上久保さんの展示の画像はココをクリック!
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by nogataartmuseum | 2012-04-27 18:41 | NEWS

直方の写真探しています

7月1日(日)~9月23日(日) ふるさとの写真展「ある日、あの時、この場所で。」を開催します。
本展は昨年好評だった「セピア色の直方」の続編。直方で撮影された古い写真やアルバムを、多くのご家庭から提供いただき、その中から厳選したものを複写、拡大して展示予定。
アルバムをめくると、そこには様々な時代の直方の姿があります。街並み、人々のファッション、日用品の数々。写真に写り込んでいるもの一つ一つが、時代とともに変わる暮らしぶりを、鮮やかに蘇られてくれます。写真の選定には直方市出身で、自らも直方の町を撮影されている写真家、尾仲浩二氏にあたっていただきます。

実はまだ写真が足りていません。ご家庭のアルバムや写真で御提供いただけるものがありましたら、ご協力おねがいします。探している写真は、きれいな風景写真というよりは、人物を写したものの中に、風景や家の中の様子などが映っているようなものです。運動会や入学式に記念で撮った写真、自慢の車と一緒に撮った写真、友人たちとふざけて撮った写真、宴会の時に撮った写真などなど、「直方のどこかで撮った」ということであれば、どんな時代のどんな写真でもかまいませんので、お寄せいただきたいと思います。
お持ちいただいた写真はしばらくお借りし、尾仲氏による選定後、スキャナーで取り込んで返却いたします。
押し入れに確かあったなぁ…という方、ぜひご連絡下さい。
直方谷尾美術館 0949‐22‐0038
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by nogataartmuseum | 2012-04-25 13:19 | 募集

森田秀樹展

森田秀樹展のこと紹介していただきました。
西日本新聞(ここをクリック)
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by nogataartmuseum | 2012-04-17 17:15 | 企画展

のおがたチューリップフェア2012がはじまりました。美術館PRをしに、ちょっとお邪魔しましたが、今日は風が強かったです!ゆっくりお弁当を広げて…というにはちょっと厳しかったかも。とはいってもいいお天気で、桜もいい感じ。家族でお出かけの方々も沢山いらっしゃいました。
チューリップフェア会場から美術館までは歩いて5分ほど。チューリップフェアの期間中(4/15まで)、森田秀樹展図録が当たるくじ引きをやってます。チューリップフェアにお越しの際は、是非美術館もセットでどうぞ!
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by nogataartmuseum | 2012-04-07 12:58 | NEWS

現在3つ行っている展覧会のうちの一つ。「宇野恵美子追悼展‐やっと翔べるネッ!!(ワ・タ・シ)~誕生れる-」の概要をご紹介。
宇野恵美子さん(1952-2011)と当館との関わりは、宇野さんが直方谷尾美術館が私立の美術館だった頃に開催されていた「谷尾美術館大賞展」で受賞したのが始まり。1995年に奨励賞。翌年の1996年には大賞を受賞されました。大賞を受賞した大作《やっと翔べるネッ!!(ワ・タ・シ)》は、直方谷尾美術館のコレクションとして、度々御紹介させて頂いていました。
その宇野さんがおととしの暮れに当館を使っての個展を計画されていましたが、病気のために断念。そして昨年、59歳の若さで逝去されました。
本展では、アイディアスケッチをはじめ、陶人形、そして谷尾美術館大賞受賞作《やっと翔べるネッ!!(ワ・タ・シ)》、さらに、晩年の大作《誕生れる》などを展示しています。宇野さんの作品に、じっくりと向き合っていただけるような展示を目指しました。
宇野さんの《やっと翔べるネッ!!(ワ・タ・シ)》は、これまで幾度も、美術館を訪れる子どもたちとの対話型鑑賞で大活躍してくれています。いつだって、子どもたちのイマジネーションを刺激し続けています。もちろん、大人も。
宇野さんの作品は、生きること、死ぬこと、といった人にとって根源的な問題が大きなテーマとなっています。かといって大上段に構えない。気取らず、優しく包み込むような作品の数々に是非、触れて頂きたいと思います。
会期は5月6日(日)までです。
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by nogataartmuseum | 2012-04-06 18:14 | 企画展

4月1日から「森田秀樹展ー記憶の風景・暮らしの足跡ー」がはじまりました!
初日は作家によるギャラリートークを開催。沢山の方々にお集まりいただきました。ありがとうございました。トークでは、森田氏の作品に対する思いをお聞きすることが出来ました。
展覧会の図録も沢山の方にご購入いただき(^-^)、初日は盛況のうちに終了しました。
森田秀樹氏のとっても素敵な作品の魅力を多くの方に知っていただきたいです
会期中、このブログでもいろいろとご紹介していきたいと思っています。また、お時間がありましたら、是非直方谷尾美術館で生の作品をご覧いただきたいと思います。

さらに、美術館の常設展では「宇野恵美子追悼展」がkはじまりました。今回、当館が収蔵している作品に加え、ご遺族からも絵画や当人形、スケッチなどをお借りし展示しています。これは美術館の側にある画廊カンヴァスさんとの同時開催になります。

さらにさらに、ミニギャラリー話室三八番では田畑恵美子さんによる帽子の展覧会を開催中です。グッズコーナーでは田畑さんが制作されたコサージュなんかも販売してますよ。
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by nogataartmuseum | 2012-04-02 22:53 | 企画展