<   2016年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧

「植木天満宮 遠賀川かわひらたの絵馬」
作者不明
明治時代 ※額縁に明治二十四年六月十八日の文字
木板に着色
74.0×84.0cm
直方市教育委員会蔵

d0079201_157113.jpg

植木天満宮に奉納された絵馬で、明治時代の遠賀川を描いたとっても貴重なもの。右の縁には「明治廿四年」、左に「六月十八日」の文字を微かに見て取れます。植木付近から河口までを俯瞰した遠賀川の図でしょうか。
川には「川ひらた」と呼ばれる石炭の運搬に使われていた船が描かれており、川ひらたの安全を祈願して奉納したものと思われます。

このほか、「炭鉱の歴史」コーナーには、石井利秋氏によって描かれた増産ポスターや、戦前の鉄道地図を展示しています。
[PR]
by nogataartmuseum | 2016-04-28 15:15 | 企画展

4月23日(土)に開催しましたトークイベント「炭坑と行商と僕」の様子を、出演者の皆さんの了解を得まして今回特別にYouTubeにアップしました。

話し手 野口克己さんと大谷明美さん
聞き手 八尋孝司(直方市石炭記念館館長)
昭和20年代、祖父の行商の手伝いで鞍手の炭住街をまわっていた野口克己さんから、当時の様子などをうかがいました。また、昭和30年代、日炭高松炭鉱にいらっしゃった大谷明美さんに急遽ゲスト出演していただき、その頃のエピソードをうかがいました。

動画「炭坑と行商と僕 その1」
https://youtu.be/WKPhhsGuz-I

動画「炭坑と行商と僕 その2」
https://youtu.be/sLJLEkld7yc

動画「炭坑と行商と僕 その3」
https://youtu.be/JYyISrIlw7Q
[PR]
by nogataartmuseum | 2016-04-28 09:27 | イベント

次にご紹介するのは、昭和初期の直方の町の様子がよくわかる吉田初三郎の鳥瞰図です。
「直方市鳥瞰図(原画)」
吉田初三郎
1933(昭和8)年 
絹本着色 
77.0×177.0cm
直方市立図書館蔵

1933(昭和8)年、全国各地の鳥瞰図を数多く手がけ「大正広重」の異名を持つ絵師、吉田初三郎(1884-1955)氏の手によって描かれた直方市の鳥瞰図です。吉田氏の描く鳥瞰図は大胆なデフォルメが施されているのが特徴(富士山も見えます!)。原画は随分と色があせてしまっていますが、石炭輸送の要所であった直方駅の当時の様子や、街並みをうかがい知ることができ、見ていて飽きません。直方の町をご存知の方であれば、かなり面白いと思います。

参考:WEB地図の資料館→こちらで紹介されているものの原画を展示しています。
http://www.asocie.jp/oldmap/fukuoka/40033.html
[PR]
by nogataartmuseum | 2016-04-27 17:34 | 企画展

現在開催中の「石炭の時代展」(6月19日まで)の美術館展示物について、このブログでいくつか紹介していきたいと思います。
展覧会では4つのテーマで資料、作品を展示しています。一つ目のテーマは「炭鉱の歴史」。筑豊の炭鉱の歴史を年表でたどることができ、貴重な資料から昔の炭鉱の様子を視覚的に捉えることが出来ます。

はじめにご紹介するのは150名を超える人物が描かれ、江戸時代の炭鉱の様子を伝える貴重な絵馬です。
「大崎八幡社 炭鉱絵馬写し画」
伊勢光雲(模写) 
1966(昭和41)年 
紙本着色 
177.6×192.8cm
個人蔵・鞍手町歴史民俗博物館寄託
 
記録文学作家の上野英信(1923-1987)氏の呼びかけによって模写・復元された江戸時代の絵馬です。
元の絵馬は、1865(慶応元)年、大崎八幡社(佐賀県武雄市北方町)に、大崎村大副山炭鉱の繁栄と、そこで働く人々の安全を願って奉納されたもので、炭鉱の元請・稗田麟蔵らが、林石という旅の絵師に描かせました。大副山の麓にひろがる炭鉱町の当時の様子が克明に描き出されています。
上野英信氏が絵馬の模写による保存を呼び掛けたアピール文を読むと、彼のこの絵馬への思いが伝わってきます。一部をご紹介します。

炭鉱の古絵図が絶無というわけではありません。しかし、この大崎八幡宮の絵馬ほどすぐれた作品を私は知りません。畳三枚敷きほどの大きさをもつこの絵馬は、すでに芸術性そのものによって私たちを魅了します。しかもそれは架空の美の世界ではなく、一世紀昔の北方炭鉱の現実の世界です。巨視的な展望によって描き出された全体と細部は私たちの苦悶にみちた生活と労働の、おそるべき真実によって、みる者を圧倒せずにはおきません。

模写を手がけたのは伊勢光雲氏。制作時間は5ヶ月。絵の具の剥落や、度重なる補修などで、原画が予想以上にダメージを受けており、その復元には並々ならぬ努力を要したといいます。

炭鉱絵馬について(武雄市ポータルサイトより)
http://www.city.takeo.lg.jp/kyouiku/bunkazai/pages/bunkazai/bunkazai-439.htm
[PR]
by nogataartmuseum | 2016-04-27 11:03 | 企画展

第12期子どもスタッフ募集

d0079201_16502141.jpg



美術館の内外で行う美術を通じた様々な活動に、みなさんのアイデアを活かしてみませんか?今年は、簡単工作教室などのイベント内容を、美術館職員と一緒に考えて実施する予定です。

対象 小学校3年生~中学校3年生

活動期間 2016年5月29日(日)~2017年3月

活動日 週末を中心に月2~3回集まって活動。午前10時から12時、あるいは午前10時から午後3時。

参加条件 月2~3回の活動になるべく休まず参加できることが条件です。参加費は必要ありませんが特別な活動が入った場合は、必要経費を徴収することがあります。

*第1回めの活動日 5月29日(日)午前10時から11時 保護者同伴でご参加下さい。
(この日参加できない場合は、6月4日(土)に予備日を設けました。午前10時から11時、こちらに保護者同伴でご参加下さい。)

申込方法 1参加者氏名 2学校名 3学年 4住所 5電話番号 6保護者氏名をご記入の上、「もし私が天才発明家なら・・・」をテーマとした作文(字数指定なし、短くてOK)を添えてお申込み下さい。申し込みは、郵送かFAX。

送り先 〒822-0017直方市殿町10-35 FAX 0949-22-0038

申込締切 5月22日(日)必着

定員 20名程度(応募多数の場合抽選)

皆様のご応募お待ちしております。
[PR]
by nogataartmuseum | 2016-04-23 16:51 | 子供スタッフ

直方市の決定に基づき4月17日(日)は危険回避のため臨時休館とさせていただきます。
それにともない石炭記念館を会場に行う予定でした、石炭燃焼体験のイベントも中止いたします。
ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
[PR]
by nogataartmuseum | 2016-04-17 09:07 | NEWS